後期高齢者医療制度
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久しぶりです。
いつの間にか一気に冬になってしまいました。
先日、社会保険労務士の支部研修会に参加してきました。
テーマは「介護保険」と「後期高齢者医療制度」に関することでした。
二つとも高齢者が対象の制度です。
高齢化社会と言われ続けていますが、本当にここ10年ぐらいの高齢化率の上昇は著しいものがあります。
推計では、2015年には65歳以上の高齢者が4人に1人になり、その後も上昇し続け、2055年にピークを迎え2.5人に1人の割合になるのではないかとみられています。
これは、単なる少子化の影響だけではなく、医療技術の進歩などから寿命が延びてきていることも一つの要因になっています。
ただ、寿命が延びてきているから90過ぎまで健康かというとそうでもなく、やはり健康でいられるのは70代ぐらいまでではないでしょうか。
80を過ぎ、病院にもかからず何の不自由もなく生活できる人は多くはないと思います。
急激にのびてきた介護保険事業。
需要と供給のバランスがとれないまま、介護費抑制、医療費抑制のしわ寄せが、高齢者に忍び寄っています。
その最たる制度が後期高齢者医療制度だと思います。
この制度は、来年4月から始まる制度です。
75歳以上の方は必然的にこの制度の被保険者になります。
今まで、国民健康保険だった人も健康保険の被扶養者だった人も全員です。
全員が個人で保険料を支払うことになるんです。
国民健康保険に加入していた人は、今まで世帯で保険料の限度額が決められていましたが、この制度では個人個人に限度額があるため、所得の多い世帯では保険料の合計が増えてしまう可能性があります。
つまり、今まで世帯(例えば、老夫婦ふたりの世帯)で53万円/年の限度額(A市)だったのが、一人50万円/年の限度額(A市)になると限度額は100万円/年です。
所得が多いと、例えば保険料の計算をすると70万円/年だったのを今までは限度額適用で53万円/年ですんだものが、来年4月からは70万円/年支払わなければいけなくなってしまいます。(あくまでも例です)
また、子供の健康保険の扶養に入っていた老夫婦は、来年4月からは扶養に入れなくなります。
当然に保険料を支払わなければいけなくなります。
他にもいろいろ詳しく説明をして頂いたのですが、なんだか理不尽なことが多すぎて、腑に落ちないことばかりでした。
担当してくださった役所の方も、納得いかないことが多いようで、ただ作業が多くなることへの不満を口にするばかりでした。
一応、国としては制度加入時の保険料の負担をなくすため、健康保険の被扶養者だった人には半年間は保険料を徴収しないとか、その後の半年間も9割減額するというような対策をたてています。
では、国民健康保険だった人は今までよりも支払額が多くなっても減額の措置はとらないのか、という疑問も残りますが・・・・
なんだか最後まで納得がいかないままで・・・・・・
新しい情報が入ってきたら、また取り上げてみたいと思います。
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